
前日は英国中央銀行(BOE)が利下げ、欧州中央銀行(ECB)は政策金利の据置きを発表しました。今後は、BOEの慎重ながらも利下げ示唆とECBの現状維持方針により、EURに対するGBPの相対的な弱さが継続すると思われます。また、米国の消費者物価指数が予想を下回ったものの、政府機関閉鎖に伴うデータ欠損を受けて継続的なデータ確認をする必要があります。本日は日本の消費者物価指数と日本銀行(日銀)の金融政策決定が焦点となります。特に日銀の利上げ方針は市場は織込み済みであるため、材料出尽くしによる円売りの動きや、総裁会見後の円の方向性に警戒しつつエントリーチャンスを窺う必要があると考えます。市場参加者が減少するクリスマス前と週末であるため、早めの決済を心掛けたいと思います。
日本消費者物価指数11月前年比:予想2.9%(10月3.0%)
生鮮食料品除くコア:予想3.0%(10月3.0%)
日本銀行政策金利12月:予想0.75%(10月0.50%)
英国小売売上高11月前年比:予想1.0%(10月0.2%)
除自動車燃料:予想1.5%(10月1.2%)
