
前日には円が全面高となり、日銀短観の改善を受けて週末の日銀の利上げを織り込む動きが見られました。通貨相関からはEUR・JPYの強さやUSD・AUDの弱さが目立ち、EUR・JPYの買いやUSD・GBPの売りを軸とした通貨選択をしたいと思います。本日は、英国の失業率、ドイツやユーロ圏のPMI、そして延期されていた米国の雇用統計など重要な経済指標の発表が集中しており、市場のボラティリティが非常に高まることが予想されています。したがって、ボラティリティの高さからトレードチャンスが増える一方でリスクも高まるため、慎重なエントリーが求められます。
英国ILO失業率10月:5.1%(予想5.1%、9月5.0%)
ドイツPMI12月製造業:47.7(予想48.6、11月48.2)
非製造業:52.6(予想52.9、11月53.1)
ユーロPMI12月製造業:49.2(予想49.8、11月49.6)
非製造業:52.6(予想53.2、11月53.6)
英国PMI12月製造業:51.2(予想50.3、11月50.2)
非製造業:52.1(予想51.6、11月51.3)
米国PMI12月製造業:予想52.0(11月52.2)
非製造業:予想54.0(11月54.1)
ドイツZEW景況感指数12月:45.8(予想40.2、11月38.5)
米国雇用統計10月非農業部門雇用者数:-10.5万人(予想-2.5万人、9月11.9万人)
米国雇用統計11月失業率:4.6%(予想4.5%)
非農業部門雇用者数:6.4万人(予想5.1万人)
米国小売売上高10月前月比:0.0%(予想0.1%、9月0.2%)
自動車除くコア:0.4%(予想0.2%、9月0.3%)
