
前日の市場は高いボラティリティの中で方向感が掴みにくい展開となり、特に英国の深刻な財政悪化懸念からポンド(GBP)が急落したこと、また日米財務相会談報道を受け円(JPY)が反落したことが注目されます。本日の取引軸として、通貨相関の動向からJPYとAUDの買い、GBPとUSDの売りに注目しています。オーストラリアの消費者物価指数や、市場が利下げを見込むカナダ・米国の政策金利発表、特にFRB議長の量的引き締め(QT)終了時期に関する発言に警戒したいと思います。
オーストラリア消費者物価指数9月前年比:3.5%(予想3.1%、8月3.0%)
カナダ中央銀行政策金利10月:予想2.25%(9月2.50%)
米国FRB政策金利10月:予想4.0%(9月4.25%)
