
米国政府機関閉鎖の影響により、昨日の新規失業保険申請件数や耐久財受注の発表が延期され、本日の米国雇用統計も延期される可能性が高いため、市場は手掛かり難に陥り、ボラティリティが低下しています。現在の市場では、労働市場の動向が最も注目されており、雇用統計が延期された場合の代替材料としてISM非製造業景気指数の重要性が極めて高まっています。通貨相関では、USD、EUR、GBPに対するJPYの強さが際立っており、円グループの動きに注目しています。また、日銀総裁や各国金融当局の発言、そして翌日の日本の自民党総裁選も、為替政策への影響から注目しています。
米国ISM非製造業景気指数9月:予想51.8(8月52.0)