
昨日は市場全体の方向性が乏しく、ボラティリティが低下し、資金がゴールドに流れた可能性が高いように思われます。現状、通貨相関からはUSDの強さが継続しているものの、レンジ相場からの脱却には時間を要すると見られています。一方、EURも上位足から下位足まで強さを維持しており、USDの調整次第ではさらにEURの強さが際立つ可能性に注意が必要です。本日は、市場の大きな材料が出尽くした中で、欧米各国で発表されるPMI(購買担当者景気指数)への感応度が高まると予測されており、その発表時間帯の通貨の動きに警戒が必要です。
フランス製造業PMI9月:48.1(予想50.2、8月49.9)
非製造業 :48.9(予想49.7、8月49.7)
ドイツ製造業PMI9月:48.5(予想50.1、8月49.9)
非製造業 :52.5(予想49.4、8月50.1)
EU製造業PMI9月:49.5(予想50.9、8月50.9)
非製造業 :51.4(予想50.6、8月50.7)
英国製造業PMI9月:46.2(予想47.2、8月47.3)
非製造業 :51.9(予想53.6、8月53.6)
米国製造業PMI9月:52.0(予想51.9、8月53.3)
非製造業 :53.9(予想53.9、8月55.4)