いよいよ正月休みが始まりましたね。
多くの企業が12月26日(金)に仕事納めを迎え、金融機関も12月30日(火)で年内の営業を終了しました。2024年12月31日(水)から2026年1月4日(日)まで、日本の金融市場は完全にお休みとなります。
しかし、FXの世界に「完全な休み」はありません。
元日(木)こそ世界的に休場となりますが、翌2日(金)からは海外市場が動き出し、実質的な「2026年度」の相場がスタートします。
専業を目指すなら「相場の連続性」を絶やさない
「兼業で楽しくお小遣い稼ぎができればいい」という方は、この連休を全力で楽しんでください。
しかし、「将来は専業トレーダーとして生きていきたい」と本気で考えている方は、休んでいる暇はありません。
新年早々から無理にトレードをする必要はありませんが、相場を見る習慣を崩さないことが極めて重要です。1月2日(金)の欧州時間からチャートを見る
日本が休みでも、欧州・NY市場は動き出します。チャートは「値動きの連続性」の集合体です。1週間もチャートから離れてしまうと、相場のリズムを取り戻すのに時間がかかってしまいます。
元日にしかできない「マクロ環境」の把握
元日は唯一、市場が静まり返る日です。この日にぜひ行ってほしい課題があります。
普段はネットニュース派という方も、元日だけはコンビニで「日本経済新聞」の元旦号を買いましょう。元日の新聞には、普段のニュースとは異なる「宝の山」が詰まっています。
| 注目ポイント | 専業志向のトレーダーが読み解くべき理由 |
| 長期特集記事 | 速報性ではなく、1年を通した大きなマクロ環境のトレンドを把握できる。 |
| 財界人の相場予想 | 予想自体が当たるかどうかより、経済界のトップが「どの方向を警戒しているか」の空気感を掴める。 |
| 年間スケジュール | 2026年の主要イベント(選挙、政策金利発表など)を網羅し、トレード戦略の土台にできる。 |
新聞を読みながら、「この記事の内容は、為替相場にどう波及するか?」を思考するプロセスが、専業に必要な「相場観」を養います。
【2025年】正月の必修課題まとめ
- 元日:コンビニで日本経済新聞(元旦号)を購入し、2026年の展望を練る。
- 1月2日:欧州時間からチャート監視を再開し、相場の「目」を慣らす。
専業トレーダーへの道は、こうした小さな積み重ねの先にあります。
有意義な正月を過ごし、最高のスタートダッシュを切りましょう!
