昨日は、円売りが強まりGBPJPYやAUDJPYなどのクロス円ペアが直近の高値を更新しており、日本円の明確な弱さが目立つ一方で、米ドルや豪ドルの強さが際立っています。本日は、日本銀行総裁の発言やオーストラリアの金融政策決定（政策金利は据置き見込み）、さらには米国のJOLTS求人件数の発表が予定されており、これらの要因が市場のボラティリティを高める可能性がある考えます。特に日銀総裁が再び12月中の利上げを示唆する内容となれば、円相場が大きく変動する可能性があるため、クロス円の動向に注目しています。
オーストラリア中央銀行政策金利12月：3.60％（予想3.60％、11月3.60％）
米国JOLTS求人件数10月：767.0万件（予想715.0万件、9月765.8万件）
