
昨日、日本では日銀総裁の利上げに関する発言を受け、ドル円は一時的に円高に大きく振れ、円の相対的な強さが際立っています。対照的に米国では、ISM製造業景気指数が景気判断の節目を下回ったことから米国の利下げ観測が強まり、ドルの弱さが顕著です。日米で利上げと利下げの観測が同時に高まったことにより、市場における大きな方向転換の可能性があります。JPYの買いやGBP・USDの売りを軸とした通貨選択を考えたいと思います。本日予定されているFRB議長の発言や、英国BOE金融安定報告書の公表についても、投機的な動きを強める可能性があるため注意が必要です。
