
ドル円が155円台に上昇したことや、片山財務相による急激な円安への懸念表明に言及し、日銀の次回会合までの期間は口先介入が強まり、効果がない場合は実際の介入もあり得ることに注意したいと思います。また、米政府機関閉鎖がまもなく解除されるものの、重要な経済統計の発表が見送られる見通しであり、これが12月のFOMCの金融政策判断に大きな影響を与え、民間統計への注目度が高まることになります。通貨相関からは、JPYとGBPの売り、AUDの買いを軸とした通貨選択に注目していますが、円買いへの介入警戒や本日発表の豪州の雇用統計、英国のGDPなどに注意したいと思います。
オーストラリア雇用統計10月失業率:予想4.4%(9月4.5%)
雇用者数:予想2.10万人(9月1.49万人)
英国実質GDP第3四半期前期比:予想0.2%(第2四半期0.3%)
