今週の注目材料(11月10~14日)

11月10日(月)日本:日銀金融政策決定会合(10/29-30開催分)の主な意見
  11日(火)米国:休場(ベテランズデーで債券市場休場)
       カナダ:休場

       英国:雇用統計
       ドイツ:ZEW景況感指数
  12日(水)ドイツ:消費者物価指数改定値
  13日(木)オーストラリア:雇用統計
       英国:実質GDP
       米国:消費者物価指数(発表延期の可能性)
  14日(金)米国:小売売上高(発表延期の可能性)

 先週は、FRBの利下げ期待の後退からのドル高を受けドル円は154円台まで上昇しました。しかし、週後半に発表された米チャレンジャー人員削減数の急増による景気後退懸念から、再度、年内の利下げ期待が高まりドル円は152円台まで下落しました。ドル円は方向感のつかみにくいレンジの動きとなりました。
 今週は、市場を大きく動かす材料に乏しい週となります。そうした中で、英国やオーストラリアの雇用統計に注目しています。米国の政府機関閉鎖が続き重要な経済指標が発表されていないため、市場は米国経済の動向を判断するのに困難な状況にあります。今週は先週と違い、重要な民間統計の発表がみられないことから、ドルは気迷いの展開が続くと予想されます。実体経済を把握できる米国以外の通貨(EUR・GBP・AUD)の動向に注意していきたいと思います。

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