昨日はボラティリティが低く方向感に乏しい展開でした。英国の消費者物価指数が予想を下回りGBPが一時急落したものの、すぐに元の水準に戻りました。JPYの弱さとUSDの堅調さが通貨相関から確認されていますが、全体として方向感を確定する動きには至っておらず、本日は全般的に様子見の展開が予想しています。カナダの小売売上高や米国の中古住宅販売件数といった本日の指標の影響は少ないとみており、来週に控える日米欧の政策金利発表や明日の米国の消費者物価指数の発表を前に、動きにくい状況にある考えています。
カナダ小売売上高８月前月比：予想0.9％（７月-0.8％）
同コア：予想1.2％（７月-1.2％）
米国中古住宅販売件数９月：予想410万件（８月400万件）
