前日は日本・米国・カナダの祝日が重なり、市場のボラティリティは低調で、終日様子見の展開となりましたが、米国株式市場は米中貿易懸念の後退により反発しました。通貨相関ではJPYとUSDの強さが持続している一方、低ボラティリティであったため、明確な強弱感の判断は難しい状況にあります。本日は英国の失業率やドイツのZEW景況感調査といった欧州指標、そしてFRB議長の発言が最大の注目材料となり、月末のFOMCでの利下げ判断に市場が警戒しています。また、Mark’s Trade独自のアノマリーに基づき、大きな動きの始まりに警戒が必要と考えます。
英国ILO失業率8月：予想4.7％（7月4.7％）
ドイツZEW景況感指数10月：予想41.1（9月37.3）
