今週の注目材料(10月6日~10日)

先週は米国政府機関の閉鎖の影響から最大の注目材料だった雇用統計の発表が延期になるなど、ドル売りの動きが優勢の中、全般に様子見の展開となりました。米国政府機関の閉鎖は継続しているため、今週予定されている政府管轄の経済指標も発表延期が想定されます。政府機関閉鎖が長期化すると、FOMCにおいて金融政策の判断が困難になります。このため、ドルに回避の動きが継続すると思われます。逆に、閉鎖解除となった場合の反動にも警戒しておきたいと思います。
今週は、経済指標の影響が少ない一方で、主要国の金融当局の発言に注意したいと思います。特に米国においてはFRB高官の発言が市場への影響を強めると考えます。日本では、自民党総裁が高市氏に決定し、週明けの市場はどう反応するのか、円の動向には警戒したいと思います。

10月 6日(月)オーストラリア:夏時間入り
    8日(水)ニュージーランド:政策金利
        米国:FOMC議事録公表
    9日(木)米国:30年債入札
   10日(金)カナダ:失業率
        米国:ミシガン大学消費者信頼感指数

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