
米政府機関閉鎖がドルの継続的な弱さを招いています。米ADP雇用者数が予想を下回り、ISM製造業景気指数も低調であることから、雇用部門の弱さが確認されています。政府閉鎖により、通常の経済指標の発表が延期される可能性が高まっており、市場の不透明感が増しているため、特に民間の労働統計への注目度が高まっています。通貨相関では、円の強さとドルの弱さが継続しており、クロス円通貨の動向に警戒しつつ、様子見ムードが高まる可能性があります。
米国新規失業保険申請件数(9/21-9/27):発表延期(予想22.4万件、前週21.8万件)
継続受給者数(9/14-9/20):発表延期(予想192.9万件、前々週192.6万件)
米国耐久財受注8月前月比確報値:発表延期(予想2.9%、速報2.9%、7月-2.8%)
同コア:発表延期(予想0.4%、速報0.4%、7月1.0%)