
日本銀行の審議委員の発言を受けて円高が進んみ、特にクロス円通貨が節目となる水準で反落した状況に注目しています。本日の市場では、四半期末であることや、日銀の金融政策決定会合における主な意見の公表、オーストラリアの政策金利発表、英国のGDP改定値など、影響度の高い多くの経済材料が控えているため、短期的な動きへの警戒が必要です。さらに、米国の労働統計が週末まで連日発表されること、米国政府機関の一部閉鎖懸念、およびカナダと中国の祝日による市場への影響にも注意し、円グループが市場をリードする展開を想定しています。
オーストラリアRBA政策金利9月:3.60%(予想3.60%、8月3.60%)
米国JOLTS求人件数8月:722.7万人(予想716.0万人、7月718.1万人)
米国コンファレンスボード消費者信頼感指数9月:94.2(予想96.1、8月97.4)