今週の注目材料(8月11日~15日)

8月11日(月)日本:祝日
  12日(火)オーストラリア:BOA政策金利
        英国:失業率
        ドイツ:ZEW景況感指数
        米国:消費者物価指数
  14日(木)オーストラリア:失業率
        英国:第2四半期GDP
        米国:新規失業保険申請件数、生産者物価指数
  15日(金)日本:第2四半期GDP
        米国:小売売上高、ミシガン大学消費者信頼感指数

先週は、米国雇用統計のサプライズを受けた動きは限定的となりましたが、早期利下げ観測が高まったことでUSD売りの動きが強まりました。USD売りの動きがEURの相対的な堅調さにつながりました。英国ではBOEは予想通り利下げを実施しましたが、追加利下げの可能性の低下からGBPを買い戻す動きが強まりました。

今週は、火曜日の米国の消費者物価指数が最大の注目材料となります。その後に続く、木曜日の生産者物価指数や金曜日の小売売上高とともに、消費関連統計に警戒したいと思います。雇用統計で確認された労働環境の軟化に加え、消費環境の悪化を確認するようだと、米国の早期利下げ観測は一段と高まることが想定されます。関税の米国経済への悪影響を確認することで、USDの弱さが加速しかねないと考えています。

タイトルとURLをコピーしました