今週の注目材料(7月21日~25日)

先週は、米国の消費関連指標が堅調な数字となり、トランプ関税の影響は未だ浸透せず、米国経済の底堅さを確認する結果となりました。これを受けてUSDが堅調な展開となりましたが、FRB議長の進退へのトランプ大統領の発言に振り回される展開となりました。

今週は、木曜日のECB政策金利と欧米各国のPMIが注目されます。しかし、ECB政策金利は据置き見通しであり、週を通して市場にインパクトを与える経済指標は少ないと考えられます。その分、要人発言に警戒したいと思います。なかでもECB政策金利発表後のECB総裁発言に注目しています。ただし、米国のFRB高官はブラックアウト期間に入り、金融政策に言及する発言はなくなります。
日本では参議院選挙が終わり、政局が不透明感を強める中、市場はどう反応するのか注目しています。

7月22日(火)オーストラリア:RBA議事録公表
7月24日(木)EU:ECB政策金利
        EU・英国・米国:製造業・非製造業PMI
        米国:新規失業保険申請件数
7月25日(金)日本:東京都区部消費者物価指数
        英国:小売売上高
        米国:耐久財受注

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