先週は、経済指標の発表内容にサプライズはなく、中東情勢やトランプ関税など不透明要因は継続したものの、市場は不安を消化し新たな動きが確認できます。
今週は、四半期を終えた月初の週になるため、ボラティリティの高い展開を想定します。火曜日から木曜日にかけて、米国の労働統計が多く発表されるため、注意が必要になります。特に、通常金曜日に発表される米国の雇用統計が木曜日に発表されます。米国は、独立記念日のため金曜日が祝日となり、木曜日は金融市場短縮取引になります。このため、木曜日までの動きには警戒したいと思います。
6月30日(月)月末・四半期末
7月1日(火)日本:日銀短観
EU・英国・日本・米国:ECBフォーラム討論会における中央銀行総裁の発言
米国:ISM製造業景況指数、JOLTS求人数
カナダ:祝日
7月2日(水)米国:ADP雇用統計
7月3日(木)日本:30年国債入札
米国:雇用統計、ISM非製造業景気指数、新規失業保険申請件数
金融市場は短縮取引
7月4日(金)米国:祝日