先週は、日本・米国・英国と金融政策を発表しましたが、市場予想通り政策金利を据置き、サプライズのない展開となりました。中東情勢の緊張の継続やトランプ大統領の発言等、不透明感の強い局面が続きました。
今週は、週初のPMIや週末のミシガン大学消費者信頼感指数などのソフトデータに注目しています。トランプ関税の延長期限が近づき、関税政策にともなう世界経済の不透明感が高まると思われます。加えて、中東情勢の緊迫化が一段と進むようだと市場の静観姿勢は一段と強まると考えます。
6月23日(月)フランス・ドイツ・EU・英国・米国:製造業・非製造業PMI
6月24日(火)米国:FRB議長の議会証言(下院)(25日には上院)
6月25日(水)オーストラリア:消費者物価指数
6月26日(木)米国:実質GDP、耐久財受注、新規失業保険申請件数
6月27日(金)日本:東京都区部消費者物価指数
米国:PCEデフレーター・ミシガン大学消費者信頼感指数