今週の注目点(4月14日~18日)

4月14日(月)中国:貿易収支
4月15日(火)英国:雇用統計
        ドイツ:ZEW景況感指数
        カナダ:消費者物価指数
4月16日(水)中国:GDP
        英国:消費者物価指数
        米国:小売売上高、FRB議長の発言
        カナダ:BOC政策金利、BOC総裁記者会見

4月17日(木)オーストラリア:雇用統計
        欧州:ECB政策金利、ECB総裁記者会見
        
米国新規失業保険申請件数
           フィラデルフィア連銀景況指数
           債券市場短縮取引
4月18日(金)日本:全国消費者物価指数
        日本以外:グッドフライデーで休場

4月21日(月)日本・米国以外:イースターマンデーで休場

米国の追加関税の発動と延期の発表を受けて、ボラティリティの高い局面が継続する一方で、方向感のつかみにくい展開が続きました。今週も、米国の関税政策に関連したニュースで市場が大きく変動することが想定されます。

カナダと欧州の政策金利に注目です。カナダは金利据置き、欧州は利下げが見込まれています。EURの動きには注意したいと思います。特にEURUSDの年初からの動きに変化が出てくるのかに注目しています。

週末はイースター休暇で日本以外の主要国は祝日となります。木曜日の米国時間から月曜日の欧州時間までは、当該時間帯の債券市場は休場となるため、流動性が低下します。見送り姿勢を強めると思われます。しかし、米国の関税政策に関する発言があると、市場は過剰反応する可能性にも警戒しておきたいと思います。