今日の環境分析 2022年3月29日

昨日は、JPYが大幅下落となり、クロス円通貨の大幅上昇が目立ちました。なかでも、USDJPYは一時125円をつけるなど、行き過ぎ感のある動きとなりました。日本銀行が連続指値オペを通告し、金利を引き上げないことを明言しました。金融引き締め姿勢が強まっている米国に対し、金融緩和継続姿勢の日本との関係から、USDJPYの上昇につながりました。過熱感のある状況になっているものの、金融当局は年度内は動きにくいと思います。

メジャー通貨の中で、USDの強さが出てきました。JPYの下落は過熱感があるため反動を警戒しておく必要があると思います。このため、まだサインの発生には到っていませんが、USDストレート通貨ペアに投資妙味があると考えています。

マイナー通貨の中ではNZDの弱さが出てきました。AUDNZDの関係からも弱さを確認できます。クロス円通貨のなかで唯一、NZDJPYの買いポジションを決済しました。