週末金曜日の日銀総裁の会見は、従来の姿勢と変化がなく、円安を加速する結果になりました。前日に決済したUSDJPYを始め、クロス円全般に上昇しました。
相対的には、上位足から下位足まで、メジャー通貨の弱さ、マイナー通貨の強さが顕著に表れています。前週までで金融政策の発表は終わりました。ウクライナ情勢に左右される展開は続いていますが、金融政策の方向性に沿った展開が想定されます。
JPYは年度末が近づいてきており、クロス円の強さは続いているものの、季節要因から上値を抑えられる可能性があり、警戒しておきたいと思います。