USDJPYが117円まで上昇してきました。金融引き締めに動く米国と金融緩和を継続する日本との関係で、金融政策を素直に反映した動きになっています。
今週木曜日には、日本時間未明に米国でFOMCの政策金利の発表が予定されています。0.25%の利上げが想定されていますが、0.5%の利上げとなれば、USDの上昇が加速すると思われます。一方で、0.25%であれば材料出尽くし感と過熱感から一旦は調整に入ることも想定されます。
ウクライナ情勢に伴う世界的なインフレ懸念と世界経済の先行き不安を天秤にかけると、現状での大幅引き上げは難しいと思います。今週は、USD関連通貨の動向に注視していきたいと思います。
CAD・AUDの資源国通貨の堅調さが目立っています。これら関連通貨の動きにも注目していきたいと思います。