ECBの金融政策は金融緩和継続停止が早まり、EUR上昇に向きました。しかし、長続きせず、前日来の動きを加速することにはなりませんでした。上位足の方向性は継続しているようです。ウクライナ情勢の進展が見られないうちは、国際商品相場の情報を材料にインフレ警戒を強めると思います。しかし、インフレ対策としての金融引き締めは困難な情勢にあるため、EURに強気で臨むのは難しいと思います。
マイナー通貨の戻りの動きが鮮明になり、上位足の方向に戻ってきました。全般に方向感のない傾向は続いています。週末でもあることから、週明けからの展開に期待しています。
来週から、米国は夏時間に入ります。このため、1日の始まりは日本時間朝7時から6時に変更になります。当コラムも約1時間早めの更新になる予定です。