「そうばかん」を漢字で書けば

「そうばかん」は漢字でどのように書きますか?
「そうば」は相場です。
しかし、「かん」は色々と表現できますね。
「かん」で変換すると、いっぱい出てきます。
缶韓間館官管感観漢巻勘艦冠環寒換・・・ときりがないです。

いつも、4つのそうばかんを意識しています。
正しくは、「相場観」です。
「そうばかん」で変換すると、この文字しか出てきません。相場を観察するということですね。
相場に取り組むときには、どのような投資スタイルであれ、市場の状況を無視することはできません。
トレードをする前には、必ず、相場を観察して、市場環境を分析・認識しておくことが大事です。

相場かんには、当て字ができます。
それは、「相場感」です。
相場に対して、「感性」を持つことも大事です。
経験の積み方によって人それぞれの感性ができ、見えない部分が見えてくることがあります。

さらに、「相場勘」もあります。
勘を否定しませんが、勘だけで相場に取り組むと100%破滅します。
しかし、決断力がない時は最後は勘に頼るのも仕方ないかなと思います。
感覚的にいえば、相場観:相場感:相場勘を7:2:1くらいのイメージをもてば良いと思います。

そして、最後の一つが、「相場間」です。
トレンド相場とレンジ相場、上昇相場と下落相場、など相場にはいくつかの局面があります。
相場格言には、「休むも相場」という言葉があります。
四六時中、相場に向き合わないようにとの忠告と、動きのない相場があるという、複数の解釈があります。
「ポジポジ病」にならないように、相場の間に休みましょう。

実は、この「そうばかん」ネタ、四半世紀くらい前から使用しています。
ファンドマネージャーやマーケティングを担当していた頃に、顧客セミナーや販売員向け商品説明会等で使用していました。
数年前、FXの商材あさりをしていた頃、ある商材でこの内容が紹介されていました。
自分の先生から教わったとのことです。同じようなことを考える人がいたのか、それとも・・・。
一つだけ違うのは、4番目の「相場かん」が抜けていました。
4つ説明しないと理解されないのに・・・。