小学生の時に見た米国のTVドラマで、相場の不思議に気づきました。

小学生の高学年の頃、日曜日の朝に見る米国のTVドラマ(再放送)が好きでした。
「じゃじゃ馬億万長者」という番組です。
石油成金の農家がロサンゼルスのビバリーヒルズの豪邸に引っ越し、カルチャーショックをうけ騒動を起こすというものです。
毎朝、隣人の銀行頭取は、多額の預金をしているこの一家に挨拶に来ています。
頭取が、ある朝、いい株式銘柄があるとの情報を家長のおじいさんに話しました。
すると、このおじいさん、頭取にかなりの金額(一家の資産からすればわずかですが・・)で購入を依頼します。
夕方、頭取がこの一家を訪問し吉報をもたらします。
購入した銘柄の株価が急騰しましたとの報告です。
しかし実際は、多額の資金で購入したため、自分のお金で株価を釣り上げてしまったという話題でした。
当時、小学生の私は、何でだろうと不思議に感じました。
後になって、市場の流動性を無視した資金投入だったということに気がつきましたが、初めて需給関係を学んだ瞬間でした。
「水平線」は、まさに需給関係で説明できると思います。
買いたい力が売りたい力より弱まった時に価格は天井をつけ、
売りたい力が買いたい力より弱まった時に価格は底をつけます。
その価格は、力が均衡から今までと逆の方向に転換したポイントになります。
このポイントを見出すことができれば、力の方向性を理解することできます。
その方向性に沿って投資すれば、収益を得ることができることになります。