環境分析表の見方

「今日の環境分析」は、分析表を7:30(冬時間、夏時間では6:30)を目途に更新しています。

主な経済指標・イベント

 日々のスケジュールを見て、重要度の高い指標がある時は、発表前のエントリーを控えたり、保有ポジションの決済を検討します。また、週間のスケジュールを日曜日に確認し、週内の動きを検討しています。重要な指標の場合、前々日くらいから指標発表に向けて動き出すことがあるので注意が必要です。重要度は、★★★>☆☆☆>★★>☆☆>★>☆ の順としています。重要度は独自の判断で記載しており、市場の関心具合などに合わせて変更することがあります。

通貨相関

 通貨選定に際し、最も重要なツールになります。表では、7通貨間の相対的な強弱を順位付けしており、順位による色付けで表示をしています。各時間足の20SMAの方向性を元データとして計算されています。時間軸は、月足(M)、週足(W)、日足(D)、4時間足(H4)となります。総合(各時間足の平均)は参考データです。
 上位足から下位足まで順位が1位や7位で揃っている場合、その順位方向でトレンドが発生していると確認できます。順位は日々変動しますが、下位足から変動が始まります。下位足が上位足と順位が大きく異なる場合は、方向性の転換が始まっている可能性が高いと判断されます。

終値

 日本時間の7時(夏時間6時)の終値を表示しています。前日比と前月末比を計算しており±1%以上の変動があった場合は太字で表記しています。±1%以上の変動のあった翌日は、利益確定による反動がある場合とトレンドの継続の場合が多くあります。±1%以上の変動がない日が続く場合は、市場全般がレンジ局面に入っていると判断することが多くなっています。

通貨強弱

 通貨相関と同様の計算方法で、21通貨ペアの順位を表示しています。通貨ペアの順位が高いほど上昇、低いほど下落局面にあると判断できます。

ボラティリティ

 前日の時間帯別の変動幅を表示しています。時間帯の変動の癖を覚えておくと便利です。日本時間ではJPY・AUD・NZD、欧州時間ではEUR・GBP、米国時間ではUSD・CADが日中の経済活動を営む時間と一致します。この時間帯は貿易などで必要とされる実需取引が発生するため、大きな金額が動く可能性があります。デイトレの場合は利益目標の算定する際の参考になります。