2020年4月2日の環境分析データ

4時間足の調整から日足の調整に入ってきていると思っていましたが、USDの弱さを受けて再び上位足から下位足が連動する動きになってきました。4時間足の収束が強まっており、上位足の方向に動き出すように思われます。AUDやNZDなど反発していたマイナー通貨も再び上位足の方向に回帰してきており、メジャー通貨とマイナー通貨の組み合わせに注目しています。

3月のパフォーマンス報告

3月は、+6,555.7pipsと過去最高を記録しました。

月初にトレンド初動の反対方向への動きに惑わされロスカットを重ねましたが、月後半の大きなトレンドを取ることができました。

サインに従って安易にポジションを構築しましたが、ロスカットをしたポジションの多くが裁量部分を加味していればエントリーを回避できていました。
裁量といっても複雑なことではなく、上位足を含めた重要抵抗となる水平線を引いていればよいことでした。

13勝9敗、勝率59.1%、平均収益+298pipsとなりました。
平均保有日数3.6日、ペイオフレシオ4.5、プロフィットファクター6.5となりました。

勝率の低さが問題と考えており、今後のエントリーはサイン発生を確認の上で裁量部分を加味していきます。

モデル別では、Mark1が11勝9敗(勝率55%)、Mark2は2勝0敗(勝率100%)となっています。
昨年来続いているMark2の不敗記録を継続しました。

2020年4月1日の環境分析データ

多くの通貨が上位足と方向性を異にしており、短期的な調整が続いています。4時間足の調整から日足の調整に移ってきており、しばらくはもみ合う展開にも思われます。JPYの強さが継続しているため、4時間足ベースでの弱い通貨との組み合わせの動きに注目しています。

2020年3月31日の環境分析データ

連日、高いボラティリティが続く中、昨日はやや沈静化した動きとなりました。日足の多くがボリンジャーバンドのミドルバンド(20SMA)を意識した方向性を探る動きとなっています。ミドルバンドをレジスタンス・サポートとする通貨と抜けていく通貨とに分かれ、上位足のトレンドに回帰するかの分岐点にいます。本日は月末でもあり動きにくい状況にあるので、方向性の確認を待ってからトレードすることをお勧めします。上位足と下位足の方向性が不一致の通貨が多いため、短期的な調整波と意識しておきたいと思います。

2020年3月30日の環境分析データ

週足と4時間足では方向感が逆になっています。日足ではボリンジャーバンドのミドルバンドを抜ける通貨が現れ、通貨の強弱感が逆転しつつあります。足元では、早くから中国経済の悪化を織り込んだAUDなどマイナー通貨が強含む展開が続いており、USDを筆頭にメジャー通貨の弱さが目立ちます。特にUSDは、新型コロナの感染拡大をうけて米国経済の悪化は避けきれないものになっています。このため、USDの弱さが際立っています。しかし、明日の年度末を挟んで資金フローに変化が生じ、思わぬ展開が発生する可能性もあります。このため、今週は一層慎重な投資姿勢が必要と思います。

3月第4週の決済トレード

第3週に多くの通貨を決済したので、第4週に決済を迎えた通貨はGBPJPYのみとなりました。前週までの下落からの反転の動きとなりました。チャートの中の右側上矢印が第4週分です。左側の下矢印は第3週に決済を迎えています。日足のミドルバンドまでを利確目標としていました。新規にエントリーした通貨は、GBPJPYを含めた2通貨となりました。第4週に関しては、日足でのエントリーチャンスは少なく、4時間足にエントリーチャンスが多くありました。

スワップ一覧(Axiory/BigBoss/XM)_2020/3/28

各国の金融緩和策が一巡し、ついにXMではすべての通貨でマイナススワップになりました。BigBossは依然として変更がありません。Axioryでは前週の変動の修正が行われたようです。ここまでスワップによるマイナスが発生すると、長期保有の際には十分に注意したポジション管理が求められます。

時間帯別ボラティリティ 2020年3月第4週

高いボラティリティが続いています。前週もコメントしましたが、 ボラティリティの大きな局面ではエントリーと同時に大きな評価損を抱えることもあります。通常の2倍以上の値動きになるということは、損切り水準を従来の倍に置く必要があります。損失金額を固定と考えれば、従来の半分の数量でも通常と同じになります。収益の可能性も倍になっているので、ポジション数量の調整によって通常の意識の下でトレードを継続することができます。ボラティリティの高さに躊躇することなく、資金管理を徹底することで乗り切ってもらいたいと思います。

2020年3月27日の環境分析データ

昨日、スケジュールに未記載だった米国の新規失業保険申請件数は驚異的な数字でした。雇用調整がしやすい米国でもここまでの数字となると、米国経済の弱体化は避けられなくなると思います。米国大統領選挙を控えて、なりふり構わず政策を打ち出してくることが予想されますが、その場合、 新型コロナ鎮静化の連邦政府の財政赤字への懸念が強まりドルの弱体化が心配です。欧米への感染拡大が続いていることから、メジャー通貨の弱さとマイナー通貨の堅調さが目立っています。大きなトレンドに変化はないと考えていますが、当面は調整の動きに注視していきたいと思います。加えて、週末や月末接近であることにも注意が必要です。

2020年3月26日の環境分析データ

昨日コメントした、日足ボリンジャーバンドのミドルバンド(20SMA)までの調整は複数通貨で達成してしまいました。ミドルバンドから反転し上位足のトレンドに戻るか、抜けて調整が長引くもしくはトレンド転換するか、ミドルバンド付近での値動きに注意が必要です。トレンドが転換する場合、ミドルバンド抜け後のレジサポを確認出来てからでも遅くはないので、安易にミドルバンド付近での飛びつきをしないように注意してください。